新約聖書の福音書はマタイ・マルコ・ルカ・ヨハネの四巻で、イエス・キリストの来臨・公生涯・十字架・復活・昇天を記します。「福音(Gospel)」は良い知らせ、すなわち旧約で約束されたメシアが来て罪人を救われたということです。四つの福音は同じ救い主を証しつつ、それぞれ異なる観点と強調で神の救いの計画を明らかにします。

記録の背景

  • 著者と観点 — マタイはユダヤ人・メシア王国、マルコは簡潔な行動・奇跡、ルカは歴史的救いの歴史・異邦人、ヨハネは霊的・神学的な「ことば」(ロゴス)を強調します。
  • 記された時期 — イエス・キリストの公生涯(紀元1世紀初)の後、紀元60〜90年頃にかけて記されました。
  • 調和(歴史的一致) — 四つの福音は互いに矛盾せず、ひとりのキリストを四面から照らす証言です。共通の核心(十字架・復活)を共有しつつ、それぞれ読者と目的に合う内容を記しています。

記録の目的

  • イエス・キリストが旧約の約束を成就されたメシア(キリスト)であることを証し、その死と復活によって成し遂げられた救いの福音を宣べられました。
  • 「信じてその名によって命を得るためである」(ヨハネ20:31)。信仰によって救われる道を教えられました。
  • 弟子道と教会の基礎を据え、今日を生きる聖徒が福音を握って生き、天国の望みを持つようにする御言葉です。

下の四福音の概要をご覧になり、巻別の講解・説教をお選びいただけます。マタイ・マルコ・ルカ・ヨハネ福音書の講解は会員専用です。